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2010年07月29日
レンガとタイル
さ・・・最近・・・めっきりブログアップが出来ない はち です・・・。
学生がいるとネタは沢山あるのになかなか書けず・・・
学生がいなくなると書く時間はあるのにネタが乏しい・・・。
す・・・すみません(−_−メ)
さて!気を取り直して!!
今回は上杉先生の授業の様子を紹介したいと思います♪
先日、3班に分かれての実技の時間。
上杉先生は”レンガ積み&内装積み上げ張り”の実技をやってくださいました。
内装積み上げ張りは・・・学生が入校してからしばらく戦ったアノ積み上げ張りです。
「レンガ積だけでもいいんじゃないの?」っと言う学生の悲痛な叫びもありましたが
そこは、あえて積み上げ張りもやることに。
なぜかと言えば・・・ちゃ〜んと理由があるんですよっ!!
専門校では、基本を覚えてもらう事を中心に実技を教えています。
なので、現場みたいに”早く”っと言うことはあまり無く
まずは作業手順や、正しい施工方法を身につけてもらいます。
・・・が、それではなかなか上達も出来ない!!っと言うわけで
学生の皆さんがお盆休みから帰ってきた後からの実技では
過去の技能検定の課題にチャレンジしてもらっています!!
レンガ積みと積み上げ張りはその中の工程の1つなんです。
学生の皆さん、まずは図面を受け取り
寸法やレンガの積み方などを確認します。
図面を確認したら、実際に上杉先生の作業を見て
図面では分からない部分やモルタルの調合
モルタルの敷き方などの説明を聞きます。
一通りの説明が終わったら、実際に各自で練習開始!!です。
課題自体はそんなに大きく無いのですが・・・
なんせ作業工程がたくさんあるので大変です!!
さらにレンガを積むのも簡単そうに見えますが・・・ハハハ・・・(苦笑)
初めてのレンガ積みなので丸1日かかりながらも学生の皆さん
最後は皆課題を完成させていました!!
はち が写真を撮りつつ、学生の課題の出来具合をチラ見してみると・・・
★予想以上に綺麗な仕上がり★にビックリした はち です\(◎o◎)/!
でも・・・忘れてはいけないのが、この課題は過去の検定課題の中のほんの1部・・・。
休み明けには難しさ+制限時間+作業の多さが待っています(笑)
さぁ〜てっ!!
学生の皆さん!!
覚悟しつつ・・・ファイトですよ〜〜〜(^_−)−☆
投稿者 tile_school : 10:37 | コメント (0)
2010年07月23日
はるかべくん
22期生の学生さん。
気が付けば、もう7月も終わりです!!
っと言うことは・・・専門校での生活も半分が終わってしまったんですよ!!
は・・・早いですね〜。 ちょっとしみじみ・・・。
でも、ここ数日はしみじみする暇も無いくらいの日々でした(汗)
なんせ・・・暑いですから!!!!!
そんな暑い中でも学生の皆さん、汗だくで頑張っています!!
今回も、1度に30人での実習が難しい(>_<);;
と言うわけで3班に分かれ、さらに1日ずつのローテーションでの実技をしました。
古川先生・東先生の『はるかべ工法』
上杉先生の『レンガ積み&積み上げ』
はち の『内装接着剤』
今回は古川先生・東先生の『はるかべ工法』の様子をご紹介しま〜す(^−^)
職人さんの間では「はるかべくん」っと
ちょっぴり可愛いく呼ばれているみたいです♪
でも・・・可愛い名前なのに普通の接着剤とは違い
か〜な〜り〜強力なんです!!
1度乾くとちょっとやそっとのことでは外れません!!
タイルはもちろん、服や手についてもなかなか取れません!!
主に建物の外装に使われます。
専門校のお隣のITCでも外装タイルはこの接着剤で張ってあるんですよ〜。
実習場の一角にある建物に見立てた模擬スペースで実技の授業を開始。
まずは、下地の準備から始めます。
↑「綺麗にタイルを張るのも大切だけど、その前工程も大切ですよ。
適当にやると水が入って大変な事になりますから、しっかりと!」
っと、説明中の古川先生。
下地の準備が出来たら、いよいよ☆タイル張り☆
学生は慣れない接着剤を一生懸命塗り・張ります。
↑タイルを綺麗におさめるために割付言われる計算もします。
学生は古川先生に色々な事を質問・確認しながら作業を進めていきます。
だんだん作業の要領が分かってくると、学生は自分達でそれぞれ作業分担をして
タイルを張っていきます。
↑接着剤を塗る人・タイルを張る人・タイルをカットする人っと
自然に作業分担が出来上がっていました。
学生の皆さん。
1日の作業で模擬スペースの壁を見事綺麗に張り終えていました!!
味気なかった壁がタイルを張るととっても綺麗になるんです☆
タイルって・・・凄いですよね〜♪
はち が見に行くと「先生、ここからここはオレが全部張りました!」っと
頑張った成果を教えてくれる学生も(^−^)
完成した模擬建物を見た はち も思わず☆感動☆
しか〜しっ!!
本当に大変なのは・・・片付け。
現場では張ったら☆完成☆ですが専門校では残念ながら元通りに直さないといけません。
”なるべく汚さないように”っと頑張って張っていた学生も
服や手を真っ黒にしながら片付けてくれました。
ありがとうございます♪
投稿者 tile_school : 11:44 | コメント (0)
2010年07月16日
合図が命!!
私事ですが最近髪を切りました。。。はち。。。です。
結構短く切ったので、学生に何て言われるか・・・っと
内心ビクビクしていたのですが・・・意外にも学生の皆さん
「先生、髪切ったでしょ?」
「ちゃんと気づいたよ〜」っと、優しいコメント♪
ちょっぴり嬉しい はち でした。
優しい学生に心打たれました(涙)
学生の皆さん、これからも優しくしてねっ★(笑)
さて、内容が全然関係ない前フリ(?)になってしまいましたが
今回は前回の続きで”玉掛け作業”の講習についてご紹介したいと思います!!
玉掛け作業の講習は竹内先生が講師です。
普段は学科の授業ばかりですが、この日は炎天下の中
学生に説明をしていました。
玉掛け作業は 作業車を操作する人と、荷物を誘導する人
2人のやりとりがとても大切になってきます。
誘導者の合図がしっかりしないと、怪我や事故の原因になるため・・・重要です!!
なので学生は合図や誘導のやり方を重点的に学んでいました。
![]() | 最初は皆で確認しながら 覚えていきます |
![]() | 荷物のバランスを見ながらワイヤーを通します。 しっかり確認しないと途中で荷物が崩れる可能性もあるので注意です!! |
![]() | 大きな声で、離れた相手にも わかりやすい合図をします。 |
学生の皆さん、何度も何度も練習をし
しっかり・正確に合図を出せるようにと頑張っていました!!
そして・・・余談ですが・・・
普段は学科の授業が多い竹内先生。
この日は1日外での講習。
しかも天気はかなりのイイ天気!!
フッと竹内先生を見ると・・・な・・・なんとっ!!
ダンディーなサングラス姿♪
![]() | この日の竹内先生はサングラス効果もあってカッコよさ&厳しさ倍増でした(笑) |
![]() | あまりのダンディーさにアップの写真も☆ゲット☆です(笑) |
でも・・・夕方、竹内先生や学生の皆さん
鼻と頬だけが赤く日焼けしていました!!
ヘルメットがあるので、オデコの辺りは日焼けしなかったみたいで・・・。
暑い中、頑張った勲章ですねっ(^−^)
投稿者 tile_school : 11:14 | コメント (0)
遺伝!?(笑)
最近・・・ゲリラ豪雨が凄いですね・・・。
ありがたいことに、専門校のある常滑は”大雨警報”が出ていても
そんなにヒドイ雨にはなりません。
なので、授業は順調に進んでいます。
先日、専門校では「高所作業車&玉掛け作業の勉強をしよう」 っと言うわけで講習がありました。
学生の皆さん、先生の説明を聞き1班は玉掛け作業
もう1班は高所作業車に別れて講習を受けていました。
まずは高所作業車の方から・・・
学生の皆さん、先生の説明をしっかり聞き実際に高所作業車に乗り込みます。
高さは10m未満。建物の2階位の高さまで。
もちろん、ヘルメット・安全帯は欠かせません!!
学生の皆さんは、交代交代で上まで上がっていきます。
みつ と はち が2階の教室からカメラを向けると
今年もやっぱり!!
全然平気で笑顔の学生から、ビビリまくりの学生まで(笑)
高所作業車は、1番上まで上がると結構怖いんです。
”現場の足場に比べたら、随分低いから平気なんじゃない?”っと時々聞かれますが・・・
ところがどっこい!!
足場は防音・落下などを防ぐためにネットがあるので
5階でも、10階でもさほど怖くはないんですが、高所作業車は狭くて高い!!
しかもネットが無いので周りも足元もよ〜く見える!!
これがかなりの恐怖なんですよ〜(>_<);;
その恐怖に負けず、色々な合図・確認をしながら作業をしなければいけません。
プロって・・・凄いです!!
そんな恐怖と戦いつつ、講習は進み・・・
午後・・・いよいよテストです!!
”テスト”と聞いて学生の皆さん、ちょっと気合が入ったみたいです!!
合図の時の声も練習の時よりも大きい!!
そして何よりチェックをしていた はち の方を見ながらの合図・確認呼称(笑)
↑テストでは、木に結んである紐を回収。
そして新しい紐をつけると言う内容でした。
頑張った甲斐があり、皆さん無事に★合格★
さて、去年は21期生”野元君”がビビリ王NO.1でした(笑)
皆さん、ご紹介したのを覚えていますか?
今年は誰が1番ビビリか!?
っと内心楽しみに作業を見ていた みつ と はち。
なんと今年も野元君!!
↑野元君、あまりの怖さに上まであがると立てなかったようです。
一緒に乗っていた千田君は隣で大はしゃぎ♪
ここまで怖がる学生もなかなか珍しいんですよ〜(笑)
実は、21期生の野元君と22期生の野元君・・・兄弟なんです。
見た目の雰囲気は全然違うのですが、普段の実技の様子はそっくりだと
最初の頃は実技の先生の間で話題になりました。
・・・が、高い所が苦手なのも同じなのにはビックリ!!
遺伝・・・なんですかねぇ〜(笑)
でも!!
その苦手を克服しながら頑張る野元君は一段と輝いていましたよっ☆
次回は、玉掛け作業の様子をご紹介しますね〜。
投稿者 tile_school : 11:11 | コメント (0)
2010年07月13日
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ついに・・・!!!
今さっき!!
今年初のっ!!
セミの鳴き声が聞こえましたよ〜〜〜〜!!
やっぱりいつ聞いても暑いっ!!
夏って感じですよね〜。
・・・こんな内容でスミマセン(T_T)
でも・・・たまには・・・イイですよねっ☆ ウキッ☆
投稿者 tile_school : 12:11 | コメント (0)
2010年07月07日
工場実習
さてさて、いつも専門校での実習の様子をお送りしていますが
今回は・・・工場実習です!!
せっかくタイルの勉強をしているのだし・・・
タイル製造の中心でもある常滑に来ているのだから・・・
っと言うわけで、皆で工場実習に行ってきました!!
さすがに30人全員で行くのは難しい(汗)っと言うわけで
今回もITCの時と同じく半分の15人ずつで2回に分かれて
実習に行かせていただきました。
学生の皆さん、各企業に就職してタイルを張るのも初めてなら
タイルの製造過程を直接見るのも初めて。
学科の時間に勉強したり、ビデオを見たりして学んではいますが
実際の工場で実習をするのはやっぱり全然違うみたいです!!
なので学生の皆さん・・・やや興奮気味!?でございました・・・(苦笑)
今回実習をさせていただいたのは2つの工場で
それぞれ作っているタイルの種類も作りかたも違います。
学生の皆さんは、作り方が違う事にもビックリ!
”タイルは焼く前はとても軟らかい”っと言うことにもビックリ!
さらに、タイルが出来るまでに物凄い時間がかかることにビックリ!!
なんせ・・・一般的なタイルを作るのには1000℃以上の釜の中で
30時間〜40時間もの間焼かないといけないんですよ!!
そして、もう1つ・・・。
工場の中はとにかく暑い!!
「真夏になると40度近くにまでなる」っと言う説明に
専門校での実技の時間に暑い暑いと騒いでいる学生も驚き
「自分達はまだまだ良い環境なんだ」っと思うところもあったみたいです。
今回の工場実習で、タイルが出来るまでにどれだけの工程があり
どれだけの精密さを必要とし、どれだけの人が携わっているのか。
そして、そのタイルを作るための環境がどれだけ過酷なのかを知った学生の皆さん。
学生が書いた感想文には
「タイルが最初はあんなに柔らかいなんて知らなくてビックリしました」
「不良品を検査する人の動きが早くて、
自分には良い物と不良品の区別がつかなかった。」
っと色々な感想が書いてありました。
タイルの知識と共に、社会人としての仕事の大変さを知った1日だったみたいです。
今回は大人の都合により写真がありません。
みなさま、想像でお楽しみくださいませ。
投稿者 tile_school : 15:12 | コメント (0)
2010年07月05日
下地作り
暑さで溶けてしまいそうな みつ と はち。
でも、そんな事を言っていると、学生に怒られてしまうんです・・・(>_<);;
き・・・厳しいっ!!
学生の皆さん、ココ数日は前回紹介(?)した 床タイルの下地作り の練習に励んでいます。
初日は上杉先生の説明と見本をじっくり聞いて・見て覚えます。
↑まずはバサモルタルで下地を作ります。
凸凹しないように作るのは・・・まさにプロの技!!ですよ。
この日はとにかく暑い1日で、説明しながら作業する上杉先生は
下地を作ったところですでに汗だくでした(>_<);;
でも・・・休みません!!
そのままタイル張りの説明も続けます。
説明が終われば、いよいよ各自で作業開始です。
下地を作るのは”初めて”っと言うことなので、まずはイビセメントを使っての練習です。
*イビセメントは、固まらないセメントですよ。
上杉先生の説明中も暑い暑い(汗)っと言っていた学生。
いざ自分でバサモルタルを練り始めたら、かなりの汗だくになっていました!!
いや〜、青春ですね!! 違うかぁ〜!!
バサモルタルが練れたら、早速下地作りです。
木コテや定木を使って、水平な下地を作ります。
![]() | ![]() |
学生の皆さん、上杉先生の説明を聞いている時は
「結構簡単そうじゃ〜ん♪」っとのんびり構えていましたが
実際作業してみると、その難しさに悪戦苦闘していました\(゜ロ\)(/ロ゜)/
しめしめ(笑)
コツは・・・基準となる”かなば”をしっかり作る事!!
必要以上に木コテで叩いたり、撫でたりしない事!!ですよ〜(^−^)
投稿者 tile_school : 11:10 | コメント (0)
2010年07月02日
バサモル
”バサモル” って何ぞや?
バサモルとは・・・「バサモルタル」の略なんです!!
そのまんまですね・・・(苦笑)
Q.バサモルタルとは?
・・・もうご存知の方もいらっしゃると思いますが・・・。
A.床のタイルを張るための下地作りに欠かせない
砂とセメントを調合した材料のことです。
今までの積み上げ張りや圧着張りなどは”モルタル”でタイルを張っていました。
さて、ここで再び・・・
Q.モルタルとバサモルタルってどこが違うの?
A.細かいことを言えば、砂とセメントの割合が違います。
でも、手っ取り早く言えば”水の量が違う”んです。
バサモルタルとは、普通のモルタルと比べ水が少なく
例えるならバサバサした感じ・・・なのでバサモルタル。
・・・ はち が考えたわけじゃあないですよ(汗)
昔からそう言われているんです!!
昔の職人さんも・・・意外に安易ですよね・・・(^−^)
アッ!
でも、本当は別の由来があるのかも知れませんね。
また、ベテランの方に聞いてみることにしましょう(^0^)/
さてさて、話がちょっぴりズレましたが・・・
バサモルタル・・・分かっていただけたでしょうか?
積み上げ張りのテストが終わってホッとしている間もなく
新しい課題が始まった22期生の皆さん。
今はそのバサモルタルを使っての実習の真っ最中です!!
ってことで、次回はその様子をお送りしたいと思います。(近々)