2010年06月29日
テストをしました
ジメジメ・・・ジメジメ・・・。
ドキドキ・・・ドキドキ・・・。
先日、1ヶ月半もの間練習してきた”積み上げ張り” の
テストを行いました。
まずは前日の実技の時間に予行練習。
そして翌日のテスト当日。
いつもはちょっぴり賑やかな実習場がこの日はとっても静かで、
釘を打つ音、モルタルを混ぜる音が響いていました。
課題は内装タイルを縦8枚・横6枚張ってもらいます。
右側には切物、左側には面取り(1面が丸く加工されたタイルです)が入っています。
もちろん、墨だし・糸張り・タイル張り・目地掃除・タイル洗いまで
1通りの工程がテストの課題になっているんです。
毎年そうなんですが”テスト”ということでかなり緊張・・・そして失敗(>_<);;
っというパターンの学生さんが多いんです・・・今年もやっぱりそうでした・・・。
その昔 はち の親方が
「どんな職人でも急いで作業すれば必ず精度が落ちる。
良い職人は急いで作業しても普段の8〜9割位の仕事は出来るが
お前達は急ぐと良い時の5〜6割位の仕上がりしか出来ない!!」
っとよく言っていました。
最近・・・その言葉がだんだん分かるようになってきた はち。
見ていると学生も練習中の仕上がりよりも
テストの方が仕上がり精度が落ちていました↓↓↓
それでも、制限時間もあるため”早く・正確に・綺麗に”タイルを仕上げなければいけません。
学生の皆さん、本当に真剣な顔で頑張っていました!!
なので・・・先生方も見守るのみ!!
失敗しても手助けはしません!!
心を鬼にしてテストの様子をチェックします。
カチ・・・カチ・・・カチ・・・
休憩なしで3時間。
学生の皆さん、集中してタイルを張っていきます。
いつもはカメラを向けたりフラッシュが光ると振り向く学生が
この日は一切ノーリアクション!!
「先生ー、終わりました」
今回のテストで1番最初に終わったのが野元君。
かなりの時間を残しての完成でした。
そして・・・他の学生も時間内に無事に終了。
安堵のため息があちらこちらから聞こえてきましたよ(^−^)
学生の皆さんお疲れ様です!!
全員課題が完成したところで、実技の先生方が計測。
決められた箇所の寸法や視感などをチェックします。
今回のテストで実技の先生全員が思ったのは
”やっぱり普段の練習を頑張っていた学生は上手いし
集中力が無くフラフラしてしまっていた学生はそれなりの結果だ” っと言うことです。
次の課題は床タイル張り。
もちろん下地作りの練習もあります!!
学生の皆さん!
もっと向上心と仕事に対する責任感を持って頑張ってください!!
ビシッバシッと愛のムチで指導させていただきますからっ(^−^) ヒヒヒ・・・
積み上げテストの結果上位の学生の課題です↓↓↓
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投稿者 tile_school : 2010年06月29日 15:40